心臓が止まってしまうような重大な事故は,いつ,どこで,何が原因で起こるか分かりません。心臓と呼吸が止まってから時間の経過とともに救命の可能性は急激に低下しますが,AED(自動体外式除細動器)を活用した心肺蘇生などの応急手当を行えば,救命の可能性はおよそ2倍になることが分かっています。
傷病者を救うためには,何よりもまず,多くの人が応急手当の知識と技術をもつことが必要です。
応急手当の講習を受けていれば,より確実に,より自信を持って心肺蘇生を行うことができるかもしれません。応急手当の技術は,自分で実践して身につけることが重要です。
災害時に身近な人の命を救うためにも,積極的に救命講習等を受講しましょう。
・救命講習のご案内(別ウインドウで開く)
心肺蘇生法をはじめとした応急手当の内容を新型コロナウイルス感染症に対応した形で掲載しています。
また,普通救命講習や上級救命講習といった実技講習の日程なども併せて掲載しています。
その他にも,応急手当普及員向けの救命講習用資器材の貸出し制度についても紹介しています。
・応急手当の普及とAEDの設置促進(別ウインドウで開く)
応急手当の普及とAEDの設置促進を目的に事業所間ネットワーク「安心救急ネット京都」が平成20年8月に設立されました。
普通救命講習等を一定期間・一定数の従業員が受講している事業者やAEDを設置している事業所が登録していただいており,市民や観光旅行者等多くの方々が,安心して生活し又は滞在できる安全なまちづくりを推進しています。
京都市では市民の皆様に身近なAEDの設置場所を知っていただき,いざというときにAEDが使用できる環境づくりに努め,安心・安全のまちづくりを進めることを目的として,京都市AED設置施設検索システム「AEDマップ」を公開しています。